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○ 用途:除草剤(アミノ酸系)
除草剤として一年生雑草、多年生雑草、雑潅木まで幅広く雑草管理に使用され
る。
○ 国内登録状況
・ https://www.trackometrix.com/%e3%82%b0%e3%83%aa%e3%83%9b%e3%82%b5%e3%83%bc%e3%83%88%e3%81%af%e7%92%b0%e5%a2%83%e5%95%8f%e9%a1%8c%e3%82%92%e8%a7%a3%e6%b1%ba%e3%81%99%e3%82%8b%e6%88%90%e5%88%86%e3%80%81%e3%80%81%e3%80%81-26/ 、グリホ
サートイソプロピルアミン塩、グリホサートトリメシウム塩などがある 。)
・毒物及び劇物取締法上の普通物に相当。
・ https://www.anochords.org/%e3%82%b0%e3%83%aa%e3%83%9b%e3%82%b5%e3%83%bc%e3%83%88%e3%81%a8%e8%87%aa%e9%96%89%e7%97%87%e3%81%ae%e5%9b%a0%e6%9e%9c%e9%96%a2%e4%bf%82%e3%81%ab%e7%a7%91%e5%ad%a6%e7%9a%84%e6%a0%b9%e6%8b%a0-22/ 。
・国内流通量は、平成17年度(平成16年10月~平成17年9月)では本
成分を含む農薬製剤の出荷量は液剤が10,687.5キロリットル(農薬要
覧)
○ 海外での登録状況
米国、EU、豪州等各国で登録されている
○ 毒性に関する知見
(1)急性毒性(短期間の摂取で健康に悪影響を及ぼす)
LD50(半数致死量 ;>5,000 mg/kg体重(ラット、マウス) )
ARfD※1(急性参照量 ;動物を用いた試 ) 験では急性毒性が低かったことから、
JMPRでは「設定不要」とされた。
(FAO/WHO合同残留農薬専門家会議(JMPR) 平成16年)
(2)慢性毒性(食べ続けると健康に悪影響を及ぼす)
ADI※2(許容一日摂取量 ;1 ㎎/kg 体重/日 )
(FAO/WHO合同残留農薬専門家会議(JMPR) 平成16年)
※1;一時的に経口摂取しても健康に悪影響が出ない量
※2;毎日一生食べ続けても健康に悪影響が出ない量
○ 中毒症状
グリホサートの毒性は比較的低く、製剤は一般に界面活性剤を含む製品として
販売されていることから、界面活性剤の毒性も考慮する必要がある。
ラウンドアップ ・腐
食作用による嘔吐、下痢、腹痛等消化器症状が現れ、数時間から数日後に、腎障
害、肝障害、中枢神経障害、低血圧、肺水腫が現れた例がある。
https://www.asian-tapas.com/%e3%82%b0%e3%83%aa%e3%83%9b%e3%82%b5%e3%83%bc%e3%83%88%e3%81%af%e7%92%b0%e5%a2%83%e5%95%8f%e9%a1%8c%e3%82%92%e8%a7%a3%e6%b1%ba%e3%81%99%e3%82%8b%e6%88%90%e5%88%86%e3%80%81%e3%80%81%e3%80%81-26/ 、腹痛、下痢等の胃腸障害、咽頭痛、意識障害である。その
ほか、頻脈、徐脈、顔面紅潮、瞳孔異常、 ラウンドアップ
があるが、これらは界面活性剤による症状もしくはグリホサートと界面活性剤の
相乗作用による症状と考えられている。
〈資料協力: (財)日本中毒情報センター 〉
http://www.fsc.go.jp/emerg/inryousui_glyphosate.pdf